深夜の心斎橋から、キタへ

午後18時。
今夜は心斎橋を散歩しに行こうと思っていたところに電話がなる。

「飯でもどない?」

深夜まで時間があるし友人Hと近くのバルへ。
この後、心斎橋へ写真を取りに行くことを伝えると、中学校時代の友人が宗右衛門町でバーをやっているとのこと。
友人Hは中学から同級だった。
バーをやっている友人は、小学校からの同級だ。

これも一興と、二人で心斎橋へ向かった。

友人のバーがある宗右衛門町

道頓堀川

α7II + FE28mm F2

幾度と訪れている街「宗右衛門町」に友人のバーがある。
その店は僕が普段行くラフなバーに近いが、場所柄もあって夜の蝶のアフターで使われる性質があるみたい。

店に行った時点でも、そいつは居なかった。
どうやら色んな店で挨拶(営業)をしているとのことだ。

なかなか高級感もあって良い店。
実際に10万円を超えるシャンパンなどがメニューにある。
同じバーと言っても、地元にあるバーと比べるとカルチャーショックだ。

こういうことは道を歩いているだけでは気づかない。
もう少し、宗右衛門町の店々を楽しもうと思った日。

宗右衛門町のバー

α7II + FE28mm F2

友人と別れ、いつものさんぽを開始

バーを後にし、友人は先に帰った。
その後、いつものさんぽを開始。

この街の賑わいは、いつもの2割増くらいだ。
どのクラブでもイベントが開催されている。
外国人に声をかけられて「え〜」と言っている日本人女性も多い。

宗右衛門町

α7II + FE28mm F2

いまだポケモンGOユーザーもちらほら。
夜の街ではそこら中で花びらが舞っている。

宗右衛門町

α7II + FE28mm F2

少し人目が当たらない場所は、外か家の中かわからない状態。
普段なら「おいおい」と思ってしまう人々が、ファインダー越しなら全てが感謝に変わってしまう。

この世界の全てはリアルなエンターテイメントとして受け入れることが出来る。
これだから夜の街はやめられない。

千日前もぶらり

千日前商店街

α7II + FE28mm F2

夜の街の人工的な光はその品に問わず魅力的。
どちらも人の目を惹きつける光だ。

千日前商店街

α7II + FE28mm F2

写真では「汚ったねぇな」では終わらないのが面白い。

なにがそこに起こったのか。
なんで汚れているのか。

感想が疑問に変わる。

千日前商店街

α7II + FE28mm F2

ただの路駐も、夜の人工の光のコントラストを浴びれば意味を持つ。
あるもの全て、僕を楽しませてくれる。

今日はミナミからキタへ

この日は友人の車でここまで来た。
始発が始まるまで、僕はこの街にいる必要がある。

それもありだ。

出会いには、ある種強制性も必要で憂鬱も伴う。

一概に仕事と比較して考えることはできない趣味。
30歳にして思うのは、何かを一生懸命たのしむには強迫観念に近い没頭と苦痛が必要。

すこし場所を移して撮ろうと、歩いてキタへ向かった。

アメリカ村

α7II + FE28mm F2

深夜のアメリカ村は危ないと聞いていた。
が、意外と人っけがない。
アメ村はあまり深夜営業している店がないのかもしれないので、終電間際にもう一度チャレンジしよう。

アメリカ村

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今夜は心斎橋ではなく、四ツ橋筋の少し東の道を通ってキタへ向かった。
いつもと違う光景。
おしゃれな店の残骸がたくさんある。

昼来たらスマートな店でも、夜来たらそのスッピンが見れる。
楽しい。

アメリカ村

α7II + FE28mm F2

これはこれでカッコいい。

堂島川

α7II + FE28mm F2

いつも見入る中之島からの大川。
日本銀行の裏手は、いつもシンとしている。

見上げれば朝日新聞があり、一部の階で灯が付いている。
オフィス街に取り残された人が、今も明日の誰かの為に頑張っている。
背筋、襟を正す。

外をふらついている私は「お疲れ様です」とつぶやく。

そんな休日のオフィス街は孤独な人たちがたくさんいる。

北新地

α7II + FE28mm F2

北新地はちょうど化粧を落としている途中だった。
ゴミが外へ出され、お姉さんたちが帰路につく。
タクシーが慌ただしく行き交い、ラーメン屋にシメを求める客で賑わう。

先ほど閉店したこの街は、眠りにつく直前。
街が無機質なものに戻る。
この瞬間が好き。

人が眠れば、街も眠る。
死の瞬間だ。

北新地

α7II + FE28mm F2

今日はこれで終わり。

今回の”さんぽ”のまとめ

日記を書き始めてからなにか変わったかまだ分からない。
でも思い返すことで完成度が高まる気がする。